2005年5月18日 「成熟社会における経済活性化と多様化する雇用への対応」について委員間の意見交換
162-参-経済・産業・雇用に関す…-8号 平成17年05月18日
○会長(広中和歌子君) ただいまから経済・産業・雇用に関する調査会を開会いたします。 経済・産業・雇用に関する調査を議題とし、「成熟社会における経済活性化と多様化する雇用への対応」について委員間の意見交換を行います。 本調査会は、これまで「成熟社会における経済活性化と多様化する雇用への対応」をテーマに調査を進めてまいりました。 本日は、これまでの調査を踏まえ、初年度の中間報告書を取りまとめるに当たり、委員各位の御意見をお述べいただきたいと思います。 議事の進め方でございますが、まず各会派から一名ずつ大会派順にそれぞれ十分以内で御意見の表明を行っていただきました後、一時間程度、委員相互により自由に意見交換を行っていただきたいと存じます。 なお、御発言は着席のままで結構でございます。 それでは、これより意見表明を行っていただきます。 御意見を表明される方は順次御発言を願います。 (中略)
○谷博之君 先ほどの各会派からのいろんなまとめの御意見拝聴しまして、それぞれ大変いい御指摘をされておられるというふうなことで、すごく感銘をいたしました。 その中で、我が会派の辻理事からいろんな意見表明をされましたけれども、その中で、まず基本的なスタンスというか考え方ということで、今後の我が国の経済成長の担い手というのはあくまで民間中心だと、つまり民間活力の活用、それから競争力の強化、そして経済的規制の緩和の推進ですね、こういうようなものを指摘して、しかし一方では、むやみな規制緩和などは人間の幸せに資するものではない、このことを認識すべきだと、競争や規制緩和、民営化万能の風潮には警鐘を鳴らし、見直しを求めていく必要がある、こういう指摘も、ある意味では矛盾するような指摘であるけれども、しかし両方強調された、そういう内容が表明されたと思うんですね。 これは、実は私、非常にこの辺で矛盾を感じている現実のいろんな問題が起きているように思います。例えば、そうじゃないよということを言われるかもしれませんけれども、あのJRの西日本の事故なんかも、これはかなりやっぱり、民営化の競争の結果としてそういう社会的に大きな問題が起きてくる。こういうことを考えると、ここら辺の、いわゆるどういう点で、この後段申し上げたようなことを現実に我々は雇用というふうな分野、あるいは経済成長というそういう分野でとらえていくのかというのが非常にこれから問われていくと思うんですね。つまり一言で言えば、競争あるいは規制緩和というものの中にも、最低限そこに一つのセーフティーネットというものをやっぱりどうつくっていくのかということについての議論がされているようでなかなかされていないような気がします。 そういう話になってくると、これますます現政権の話とか、いろんな見方だとか考え方が出てくるわけですけれども、しかしそれはそれとして、私はやっぱり先ほど申し上げたような基本的な考え方持っておりますので、次の機会にそういうふうな内容に光を当てたような議論ができればいいのかなというふうな気がしておりまして、これは一つの意見として希望させていただきます。